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北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)


柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)


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新緑の季節にイサザ漁

 例年、桜の開花とともに産卵のため市内鯨波の前川河口に寄ってくるイサザ(シロウオ)が、今年は6日になってようやく本格的に姿を現し、地域の人が独特の4つ手網を操る光景が見られた。

 イサザにしょうゆをつけての踊り食いは旬の味覚として、また漁の光景は春の風物詩として親しまれている。かつては海が白くなるほどやってきたイサザも近年はめっきり数が少なくなった。今年も市内の桜が見ごろを迎えた18日に少しばかりやって来たイサザだが、その後は、シーズンと言われる4月末まで全く姿を見せず、地域の人たちも「今年はだめか」とあきらめていた。

 6日午前は暖かな風も吹き、かなりの数のイサザが岸に近づき、地域の人も「こんな年は珍しい。初物で最後でしょう」と話しながら、忙しく網を持つ手を動かしていた。

(1999/ 5/ 6)

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