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市内別俣地区で8日、「田んぼの分校」の収穫祭がにぎやかに行われ、子どもからお年寄りまで約250人が古代米「赤米」のおにぎりや手打ちそばを味わい、ふれあいの1日を過ごした。
「分校」は全市を対象にした「田んぼの学校」の地区版として2000年度からスタートし、今年が3年目。現代人が忘れがちな5感を使っての自然体験、世代を超えたふれあいを深めながら、子どもたちから豊かな感性を身につけてもらう。今年度もコシヒカリや「赤米」の田植えをはじめ、サイクリングを楽しみながらの地域歴史探訪、ホタル観察などを実施した。収穫祭は秋の実りをみんなで味わおうという年末のお楽しみ会だ。
会場の別俣地区コミュニティセンターでは朝から、子どもたちや大人が集まり、自分たちで刈り入れした「赤米」とはさ掛けのコシヒカリでおにぎりを作ったり、手打ちそば作りに挑戦。お昼には熱々のとん汁、地域の人たちが持ち寄ったおかずと一緒に全員で味わった。そば打ちで頑張った金子恵美さん(小学6年)、高野寛君(小学5年)は「作っている時はグチャグチャしていたけれど、自分で作ったそばは最高」とニコニコ顔。池嶋祥子さん(小学3年)も「赤米がおいしかった」と話していた。
開会式で「分校」校長の山波家希さんは「自然とかかわる中で、子どもたちが一段とたくましくなった」とあいさつ。今年6月、国の支援組織・農村環境整備センターから「分校」の取り組みが企画賞を受賞したことが報告されると一斉に拍手が起こった。
食事に続いて、前別俣小校長・西山康春さんの「私の好きな別俣」の講演、人形劇、神楽舞、よさこい踊り、マジックのショーなど多彩なプログラムも行われ、地域を挙げて楽しい1日を過ごした。
(2002/12/10)
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