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蓮池さん夫妻が期待を胸に上京
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)は21日、小泉首相の22日再訪朝で北朝鮮に残る長女(22)、長男(19)が帰国することを期待し、JR柏崎駅から東京に向かった。薫さんは出発に当たり、家族の帰国と拉致問題の全面解決に期待を込めた。
上京には薫さんの父秀量さん$$76、母ハツイさん$$72、祐木子さんの父奥土一男さん$$76と市職員、生活相談員の各1人が同行。東京で薫さんの兄で家族会事務局長の透さんと妹、また子供たちが帰国する場合は祐木子さんの兄、姉が合流する。拉致被害者5人と家族は都内で小泉首相と金正日総書記との会談の行方を見守り、子供の帰国を待つ。
蓮池さん夫妻は午前9時ごろ、市内の転居先から実家に立ち寄り、秀量さん、ハツイさん、奥土さんと出発した。薫さんは「小泉総理の訪朝によって我々5人の家族8人全員の同時帰国と、拉致問題全面解決で大きな進展があることを信じ、大きな期待を持って上京します」と述べた。JR柏崎駅前では市職員の見送りを受け、市民に「行ってらっしゃい」と声を掛けられると笑顔で応じた。
(2004/ 5/21)
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