
北鯖石小6年生が制作した拉致問題の早期解決を求めるポスター=市役所 (2025/03/04)

柏崎刈羽の卒業シーズンのトップを切って行われた産大附属高の卒業式=1日、同校体育館 (2025/03/03)

JAえちご中越の力間・経営委柏崎委員長(左奥)から門出米を受け取った柏総3年生=20日、同校 (2025/02/28)
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東洋経済新報社が発行している起業情報誌「ベンチャークラブ」6月号の特集「全国150都市ランキング 起業しやすい町はここだ!」で柏崎が第2位に選ばれた。
ランキングは、ベンチャー企業を対象とした公的な研究施設の有無や、税優遇、助成金など行政の支援策、有力ベンチャー企業の有無など7項目を得点化した。また、消費購買力、工業力、商業力など11指標を5、6年前との比較で係数化した数値を「成長力」として加味し、評価した。
2、3月に全国693市(東京特別区も含む)にアンケートを実施し、有効回答は404。このうち、得点が算出できる施策があったのは149市だった。ランキングは市単位の支援策の充実度を表わすものになっている。表中、金融機関数、人口1人当たりの課税所得などのデータも記した。
トップは長崎県大村市。人口8万人台で柏崎とほぼ同規模。合計ポイントは2位柏崎と同点ながら、成長力の高さでトップになった。大村市は東洋経済新報社の「住みよさランキング」でAランクとされる。柏崎はこのランキングで平成4年に全国9位、7、8年と2年連続で7位。同社の格付けで、両市はともに住環境、起業支援で評価を得た。
市商工観光課は「これを足がかりに、2人に増員した工業活性化アドバイザーの活動にはずみがつくことを期待したい。企業誘致、新規取引開拓などで好材料になるだろう」と話している。
ちなみに、今回のランキングで本県では上越市が3位、村上市が43位、長岡市が47位、燕市が50位、三条市が117位だった。
(1999/ 5/18)
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