雨天突き、伝統のえんま市 露店連なり、家族連れらどっと

 多くの露店が並ぶ柏崎の初夏の風物詩「えんま市」が14日、雨の中、柏崎市西・東本町通り、ニコニコ通りで始まった。新型コロナウイルス禍の4年間を経て、完全復活2年目。今年は土・日・月曜の週末開催となるため、昨年(金土日曜開催)同様、大勢の人出が予想される。
 えんま市は、蒲原まつり(新潟市)、村上大祭(村上市)とともに、「新潟三大高町(たかまち)」の一つとされ、200年以上の歴史を誇る。
 柏崎市露店管理委員会(事務局・市商業観光課)によると、今年の露店数は県内外の403店。内訳は飲食328、一般71、金魚2、植木1、陶器1。会場内の通りを「一方通行」とし、人の流れの円滑化を目指した。今回から西本町通りは本町交差点~大光銀行柏崎支店前に会場を縮小した。


(全文1620字 6月14日紙面掲載)