東京電力柏崎刈羽原発の再稼働巡り、新潟県が県民の意見を聴く「公聴会」を開始。初回の29日は柏崎刈羽の住民16人が公述人として参加

東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題について、県民の意見を聞く新潟県主催の公聴会が29日から始まった。花角英世知事は再稼働の是非を判断する材料として、県民の多様な意見を確認するとしており、公聴会を開催する方針を示していた。初回は柏崎刈羽の住民16人が公述人として参加。「資源の乏しい日本で安定した電力供給ができる原発は重要な役割」「不祥事を繰り返す東電の運転適格性を信じることはできない」などと賛否が交錯した。
(全文114字 6月30日紙面掲載)