【味どころ】みなと飯店 この道50年以上のシェフ・河谷さんが本格中華を提供

 柏崎市番神1、柏崎港西防波堤の柏崎港観光交流センター「夕海」内で今春、本格中華が食べられるレストランがオープンした。シェフの河谷亘さん(71)は以前、市内の中華料理店チャイナドールを経営しており、この道50年を超えるベテランだ。店を閉じてからはホテルの厨房(ちゅうぼう)で活躍していたが、柏崎市観光協会から「夕海で中華レストランをやるので手伝ってもらえないか」と打診を受け快諾した。河谷さんは「海の観光施設ということで、海鮮を多く取り入れ、ラーメンやごはん類など食事系のメニューもそろえた。以前の店の常連さんからも足を運んでいただき、とてもありがたい」と感謝する。

メニューはAとB、2種類の中華ランチ(各1100円)が人気で、その日の仕入れや時期によって内容は日替わり、週替りで変化する。AB両方の主菜を食べたい人向けにダブルランチ(1500円)も用意。このほかラーメンや五目焼きそばなど食事系メニューが多く並ぶ。一品メニューが豊富で、特に大きなエビを丁寧に仕込み、辛み、甘みなど7種の味をバランスよく整えたエビチリ(1200円)が人気を集める。本格的な夏に向け、今後は冷やしそばも提供する予定だ。

みなと飯店 柏崎市番神1-7-67 観光交流センター「夕海」内(地図
電話 0257-32-2605(夕海と共用)
営業時間 11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日 火曜、ほか不定休

ランチセット(写真はエビチリ)は日替わり、週替りで内容が変わる。観光客はもちろん、地元柏崎のリピーターも多い