東京電力柏崎刈羽原発の再稼働条件 廃炉計画は「6号機再稼働後、2年を待たず」の方針明らかに

東京電力は4日、桜井雅浩市長が柏崎刈羽原発の再稼働の条件としている1~5号機に関する廃炉計画の明確化について、「6号機の再稼働後、2年を待たずに前倒しを図り、廃炉を含む最適な電源構成の道筋を確実に付ける」との方針を明らかにした。同日、小早川智明社長が柏崎市役所で桜井市長に伝えた。ただ小早川社長は「(現時点で)廃炉について意思決定したものではない」と慎重な姿勢を示し、検討には一定期間が必要との見方をした。
(全文1156字 9月4日紙面掲載)