東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題巡る3者会談 花角英世新潟県知事「地元の考え 重要な要素」

東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、花角英世・新潟県知事と桜井雅浩・柏崎市長、品田宏夫・刈羽村長による3者会談が12日、産業文化会館で開かれた。市村長が再稼働に前向きな姿勢を示す中、まだ態度を明確にしていない花角知事の判断の行方が最大の焦点。桜井市長は花角知事に早期決断を求め、品田村長は「(知事の判断に)口を挟まない」と対応を委ねる考えを伝えた。会談終了後に花角知事は「(原発と)一番長く向き合ってきた自治体がどう考えているかは判断材料として重要な要素だ」と語った。
(全文1042字 11月13日紙面掲載)


