【味どころ】おやつのもくべ 木の温もりあふれるシンプルな内装。「『村にお菓子屋さんができてよかった』との声もいただいた。末永く地元刈羽村で愛されるお店にしていきたい」

刈羽村の国道116号下高町交差点を若宮八幡社方面へ向かってすぐの小さな菓子店。店長の近藤有花さん(32)は調理の仕事をしていたが、地元刈羽村でお店を開きたいとの思いから1月10日に開店した。クッキーやケーキなど焼き菓子がメーンで、「家族団らんのおやつのひとときに、テーブルに置いてもらえるようなアットホームなお菓子作りを心がけている。購入した人から『いつもケーキを1切れ食べきれない子どもが完食した』という声もいただき、とても感激した」と近藤さん。
お菓子作りのこだわりは余計なものを付け足さない引き算のレシピ。水分の少ない発酵バターを使用することで風味よく仕上げる。お客さんから人気のスコーンは甘いプレーン(200円)のほか日替わりの味もあり、ベーコンチーズなど食事にもなる一味変わった種類が並ぶことも。バターの代わりに生クリームを使うことで外はサクサク、中はしっとりとした食感に仕上げる。定番メニューのほか、季節やイベントに合わせたお菓子もあり、3月はひな祭り、桜をテーマにしたお菓子がお目見えする予定。事前に相談をもらえば、ホールケーキの予約も受け付ける。
おやつのもくべ 刈羽村下高町497-1(地図)
Instagram @OYATSUNOMOKUBE
営業時間 11:00~売り切れまで
不定休
