【味どころ】麺飯屋たすいち 「店名のように、昨日できなかったことを『たすいち』して、今日できるように成長していきたい」

国道252号沿いで、柏崎市内の安田交差点近く。店長の角谷寿樹さん(43)は市内の盛来軒で23年間修行を重ね、独立を決意。新型コロナウイルス禍で一時延期をしたが、物件を探す中で「新潟産業大学附属高校学生寮の食堂を兼ねた店舗をやってみないか」と打診を受け、3月に開店へこぎ着けた。角谷さんは「当初は不安もあったが、子どもたちから『おいしい』とダイレクトに反応があると、やりがいを感じ、とてもうれしい」と話す。
同店のスタンダード「極み」(850円)は、スープにこだわり、必要最小限まで研ぎ澄ませたシンプルなラーメン。多種多様なトッピングをそろえ、店名の通りお客さんが好みの具を「たすいち」することでその人だけの最高の一杯が完成するというのがコンセプトだ。
「極み増し」(1150円)は麺を太麺に変えて、野菜、煮卵、のりが加わり、角谷さんの思い描く極みを込めた。また背脂みそ(950円)、麻婆麺(950円)も人気を集め、売り切れる日もしばしば。「お客さんに新しい味の発見をしてもらえるよう、ゆくゆくは『今日のたすいち』として、日替わりトッピングなどもしていけたらいい」と角谷さん。

麺飯屋 たすいち 柏崎市安田2075-4(地図)
電話 0257-41-4046
営業時間 11:00~15:00
(土曜のみ) 11:00~14:30、17:00~19:30
定休日 日曜・月曜日