柏崎の新しい味 越後みそ西が2商品を新発売

柏崎市新道の越後みそ西は「きりあえ」「レモン糀生姜(こうじしょうが)みそ漬」の2商品を新発売した。いずれも市地域ブランドづくり支援事業を受けて開発した。同社では「新しい新潟・柏崎の味として定着してほしい。おみやげにもピッタリなサイズにしたので、県外にも発信できたらいい」と話す。
きりあえは、同社の弥彦支店が出店している西蒲原郡周辺に伝わる郷土料理で、大根や黒ゴマ、ゆずの皮などをみじん切りにしたあえ物。ふりかけのようにご飯の上へ乗せて食べるのが定番だという。岩室温泉(新潟市西蒲区)のイタリア料理店・KOKAJIYAの熊倉誠之助シェフにレシピ監修を依頼し、甘みを抑えたみそ西ならではの味に仕上げた。税込み918円。
レモン糀生姜みそ漬は、みそ漬けの可能性を広げる新商品として開発。ショウガのピリッとした辛味に、新潟産米こうじと、瀬戸内産レモン果汁の塩こうじで酸味とうまみを加えた。ショウガの風味と爽やかな酸味は和洋問わずさまざまな料理と相性が良く、そうめんや冷やしうどんの薬味のほか、ローストビーフやカツオのたたきに乗せたり、サラダドレッシングに加えたり、幅広く活用できる。税込み950円。
販売は同社直営の柏崎市・西本町店(地図)、弥彦村・弥彦笹屋店(地図)。
問い合わせは同社 電話0257-23-1983へ。
(8月5日紙面掲載)